top of page

Skin Structure

お肌の基礎知識

肌の構造.jpg

表皮とは

表皮は、厚さが平均約0.2ミリのとても薄い膜です。

肌のいちばん外側にあり、外部からの異物の侵入や体の水分の蒸散を防ぐバリアとなって、内部を保護ています。

真皮とは

真皮は、肌の本体ともいえます。約2ミリの厚さがあり、その大部分を占めるコラーゲンやエラスチンなどにより、肌を支えその形や弾力を保つ働きをしています。血管は基底細胞や線維芽細胞などに栄養や酸素や水分を届け、老廃物や二酸化炭素を運び去る働きをしています。

皮下組織とは

表皮と真皮を支えています。大部分が皮下脂肪で、肌に栄養を届けたり老廃物を運び出したりしています。皮下脂肪はクッションの役割をして外部からの刺激や衝撃をやわらげたり、保温の働き、エネルギーを脂肪のかたちで蓄えています。

 

肌のハリ

加齢などで真皮の働きが低下すると、肌を支えることができなくなりシワやたるみが生じます。

ターンオーバー

基底層で新しい表皮細胞が生まれ、最後に垢となって剥がれ落ちる過程を、ターンオーバー(新陳代謝)と言います。28日くらいの周期で行われていれば、肌を健康な状態に戻すことができます。年齢とともにターンオーバーが遅くなると、肌の色がくすんだり、日焼けした肌がなかなか元の状態に戻らなくなります。

紫外線

紫外線は、太陽光の一部で、A波、B波、C波の3種類があります。海水浴の後などに、皮膚がヒリヒリするのは、B波を浴びたことで火傷を起こした症状です。A波は、ジワジワと真皮に到達し、弾性線維を傷付け、肌の潤いを奪い、シワやたるみを作ります。

メラニン

紫外線にあたるとメラノサイトの働きが活発になり、メラニンが作られます。

長期間紫外線を浴び続けたダメージは蓄積されるため、若い頃に長時間日に焼けた人は、歳をとってから急にシミ・シワ・たるみが現れてきます。

保湿メカニズム

肌のうるおいは、肌表面・角層細胞内・角層細胞間の3カ所の保湿因子、

すなわち、皮脂膜・ケラチン・NMF・細胞間脂質の働きによって保たれています。

 

理想的なお肌

  1. うるおいがあり,しなやかで,キメが整っている

  2. 血色がよく,透明感があり,くすみ感がない

  3. 弾力感のあるハリがある

 

このように、うるおい・肌色・ハリの3つが整っている肌を、人は「美しい」と感じます。肌の状態は、肌をとりまく環境にも影響を受けます。例えば、紫外線を浴びれば日やけをおこしますし、空気が乾燥していれば肌のうるおいも不足しがちになります。

お手入れは、肌をとりまく環境に応じて行うことも大切です。

フェイシャルサロンコントで
【理想的なお肌】を目指しませんか?

bottom of page